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夏休みの宿題代行は是か否か…?

   

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夏休み、宿題に悩まされる小学生は、どの世代でも大勢います。

 

こんなことだったら、もっと早めにやっておくんだった!

と泣きながら31日にやる子どもは、時代が変わっても存在するのです。

中には、ギリギリで宿題を仕上げていた子どもが大人になり、我が子に「早めに宿題をやっておきなさい!」とどやすことも…

 

しかし、時代は変わったものです。

宿題は親に小突かれながらやるスタイル、もしくは親に文句言われながらも手伝ってもらったり、していたのですが、最近は業者に丸投げ。

 

かつては気の弱い子がガキ大将タイプの子に押し付けられていたのですが、今はしっかりお金を取って宿題の代行。

 

しかも、宿題代行業者が話題になった2014年ではお盆が過ぎた頃の注文が多かったのですが、今年2015年は、なんと夏休み前からの発注が増えているそうです。

 

つまり、間に合わなかったから業者に頼む、のではなく最初から宿題はやる気なし。

業者の受注数も、去年に比べて跳ね上がっているそうで、今上向きの業界と言っても良いでしょう。

 

現在、ざっと調べただけでもかなりの数の宿題代行業者があります。

果たして、これは良いことなのでしょうか…?

 

 

一番多い注文が読書感想文。

確かに、読書感想文は大変でしたね。

 

まず本を読んで、その感想を書かなくてはなりませんが、ほとんどの児童、生徒は文字数を埋めることに必死だったでしょう。

 

小学校高学年や、中学生の場合は400字詰め原稿用紙5枚分。

宿題でもありますが、読書感想文コンクールにも応募されるんですよね。

5枚に見たなかったらその時点でアウトになるとか。

 

でも、ほとんどの子どもはコンクールは眼中にないでしょう。

 

その感想文は代行業者に頼むと原稿用紙1枚あたり3000円程度。

それが5枚となると、1万5000円。

 

少子化の時代、今の子どもは結構お金持っていますからね。

読書感想文5枚と1万5000円、天秤にかけてしまうかもしれません。

 

宿題代行だけでも理解に苦しみますが、さらに解せないのが、筆跡も真似て業者が原稿用紙に完成させた状態で納品すること。

 

てっきり内容をメールなどで業者が送付して、その分を子どもが原稿用紙に丸写し、と思っていたのですが、清書まで業者にさせるようです。

 

しかも、実際の子どもの筆跡を依頼者が送付し、その筆跡を真似るそうです。

業者も随分と技術が必要なのですね。

 

実際にプロのライターがいる業者もあるとか。

 

しかし、学校の先生もプロです。

さらに少人数制のクラス構成ですから、自分が受け持っている生徒、児童が書いた文章かそうでないかは分かる先生も少なくはありません。

 

ただ、そういう子に対してペナルティを出すか出さないかは悩ましいところのようですが…

最近の先生は本当に大変なんですよ。

 

次に多いのは、自由研究ですが、これは完成までに時間がかかるため、受注できる数が他の宿題よりも限られているようです。

 

テーマはさすがにクライアントから提示されるようですが、それでも調べたりするのに時間がかかります。

 

自由研究は、大体1万3000円ほど。

研究内容によってはさらにかかったり、実費なども別途負担がある場合があります。

 

夏休みのドリルも5000円から7000円から行っているようです。

また、個人塾では代行ではないのですが、分からない問題は電話やSkypeなどで講義してくれるところもあります。

 

絵や工作、自由研究はどうしてもできない、塾や受験で時間が取れない、という場合もあるでしょうが、ドリルはさすがにやっておかないと、夏休み明けの学業に支障が出るような気がしますけど。

 

そもそも、夏休みの宿題は、長い夏休みの間に子どもが勉強をしなくなることを懸念してできた制度ではないでしょうか。

 

工作も自由研究も、休みがあるのですから、自分で勉強する、新たな叡智を拓くという意味も込められていると思います。

 

宿題業者に依頼する側の理論としては、受験勉強や塾にもっと時間を割きたいためらしいのですが、学校の勉強や行事ができない子どもが偏差値の高い私立校に入っても、ついて行けるかどうか心配です。

 

トップ校にいるような生徒は、部活動やボランティア活動、生徒会などの仕事も積極的にやるような子ばかりですからね。

 

立派な子どもは、学力だけではないのです。

そこを履き違えた親がいるから、宿題代行業者ができたのでしょう。

 

夏休みの宿題、できなくてもいいんじゃないですか。

できなくて先生にいっぱい怒られて、居残りも散々させられて学ぶ部分もあるのです。

自分でやる、自発的にやる、その心が育ってこその夏休みではないでしょうか。

 

夏休みの宿題を、小中9年間、いや高校も入れて12年間宿題代行業者に依頼していた子どもはどんな大人になるのでしょうか?

 

そこも気になるところです。

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