ゲームを代理でプレイする仕事【ゲームをする仕事とは?】
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現代は、まさに多種多様な働き方が求められていますね。
色々なサービス、アイデアで賃金で得られる、画期的な方法が世界中で次々と編み出されています。
インターネットゲームを代理でプレイするのもその1つ。
しかも、ただ単にプレイするのではなく、レベル上げや限定アイテム集めなど。
ゲームのレベル上げは、お兄ちゃんお姉ちゃんが弟または妹に強要するパワハラの一貫でしたが、ついに職業になったのです。
ゲームの代理プレイが増えているのはお隣の国、中国。
中国でもオンラインゲームやスマホゲームは大盛況。
しかし、平日の日中は勤務または学業を優先していれば、期間限定イベントなど、時間に追われがちなオンラインゲームを完全に楽しむ暇はありません。
また、レベルが低くて次になかなか進めなかったり、他プレイヤーと同時に競うようなゲームですと、何かとストレスが溜まってしまうもの。
この職業で話題となっている30歳のとある男性は、そういった人の代わりに期間限定アイテムを手に入れたり、期間内にレベルを上げたりすることで月に1万元(日本円でおよそ20万円ほど)の収入を得ているそうです。
中国では、この家族を養うには充分な収入
中国の若者の就職事情も日本と変わらずに悪く、かなりの倍率の大学を必死で受験して入学し、卒業しても満足の行く雇用条件の企業にはなかなか就職できない状況にあります。
お金を稼ぐ手段を見つけるのは、大変素晴らしいことです。
中には、この男性のような仕事を唾棄すべきものと軽蔑している人も少なくありません。
なぜ多くの人々は、朝にオフィスに出勤する職業以外を軽んじてしまうのでしょうか。
フリーランサーですら、今もまともな職業とは認めていない人も少なくありません。
働き方は、単にどこかの組織に雇用されるだけではなく、需要がある場所に供給を生み出し、そこから報酬を得るものです。
ですので、犯罪に手を染めたり、誰かを傷つけてしまわない限り、どのような働き方でも立派な職業はないでしょうか。
また、ゲームとは、キャラクターを育てることも醍醐味の1つだと主張する人もいます。
その主張も間違ってはいないでしょう。
ですが、強くなったキャラクターでサクサク進むことに快感を覚える人もいることも確かなのです。
ネットゲームで一時期問題になった違法改造キャラや、不必要に他プレイヤーを傷つけたり不快感を与えるような人はもちろん問題ですが、ゲームの楽しみ方は人それぞれ。
お金を払ってまでレアアイテムを手に入れたり、強くなりたいと思う人も充分にアリだと思うのです。
でなきゃ、課金ありきのスマホゲームやソーシャルゲームもここまで巨大なマーケットにはならなかったでしょう。
日本はまだ課金やDLC(ダウンロードコンテンツ)に拒否感を持っている人は多いですからね。
無課金ユーザーであるということをドヤ顔で主張しているユーザーすらいます。
そうした土台もあるので、今現在日本でゲーム代理プレイで安定した収入を得るのは、よほどのパイオニアではない限り難しいでしょう。
しかし、いつかゲーム代理プレーだけではなく、ゲーム代理プレーのような市場が生まれ、色々な形で収入が得られる若者が日本でも増えることを願っています。
年々増え続けていると言われているニートも減るのではないでしょうか。
全国の弟、妹諸君も、これからお兄ちゃん、お姉ちゃんにゲームのレベル上げを強制されたらお小遣いを請求してもいいんですよ!これは立派な職業なのです。
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